Budapest Borfesztivál ハンガリー・ブダ王宮で開催されたワインの祭典
毎年恒例のハンガリーのブダペスト・ワインフェスティバル2016。
Budapest Borfesztivál Bor はハンガリー語でワインです。
ブダ王宮で開催されていたので、セールカールマンテールから16番バスに乗って、ブダ王宮へ。
到着するなり、パレードが行われていたのに偶然遭遇!
その動画はまだ編集作業が終わってないので、今日はもう既に撮影して編集が終わったものを掲載しますね。
写真もたくさん撮影しましたが、今日の投稿は動画を二点ほど。
9/11の午後4時頃に、宮殿前(ミュージアム前)の特設ステージ、演奏やハンガリー舞踊のステージを必死に撮影してきましたよ、はあ、かっこわる(私のことね)
そして、この日は、かなり暑かったのですが、
私は計8本のワインをこの1日にテイスティングしましたが、
それぞれのワイナリーさん、みなブースの隣にテーブル席がだいたい設けてあったので、
座って良いですか?と普通に尋ねると、みなさんどーぞどーぞで、
とっても優しかった。
トカイワインのとあるワイナリーさんではそこのオーナーさんが
美味しい生ハムを10枚入りくらいの、いま、そっちの
食品売ってるブースで買ってきましたみたいな美味しそうな生ハムをね
プレゼントしてくれたのです!
うわあ、超ラッキー♪
子ども達が一緒だと、というかこどもまったく飲めないし、楽しいわけはほぼないので、
ワインレポートを連載媒体で執筆したいと考えていることもあり、
お一人様で取材撮影しに行くことに!
でも、それはビンゴだった!
一人だったので、気兼ねなく取材できて、撮影もテイスティングも存分に楽しめて、
なおかつテイスティングしたワイナリーのスタッフさんとは皆さん
色々話して、連絡先交換させていただき、
あーやっぱり本物のワイン好きに悪い人間はいないわ=ここだけは真実!
エセワイン好きは悪い奴、たくさんいるけど、
ワインが本当に大好きで収穫を心から喜んでいるような
人々は本当に良い人が多い のを、
ワインスクールに通っていた頃の記憶が蘇ってきましたよ。
ああ、前に書いたけれど、Master of Wineに一番近いと言われていた(初期のころ)
とある日本人男性がいらっしゃるのですけどね
私は若い頃、無帽にもMaster of WineのSeminorに参加するための
入試=英文でのワイン論文
これを仕上げて Master of Wine協会の組織トップのイギリス人のかたと
当時、メールやFAXでやりとりしていたんです。
英文は10枚くらい書いたかな。
結果はやっぱり不合格=まあ当然、無帽にも程がある
身の程知らずな、若い頃の、いや今もだけど、
Master of Wine協会のかた曰く、私の提出した
世界のワインについて考察した英論文は
予想以上に出来は良かったらしい。
でも、やっぱり、母国語じゃないから
英文のクオリティでもうちょっと 的な ご感想をいただき、
そのときに、そのかたが、
日本にいま、Diplomaになった男性がいるから(当時はまだその人しか
日本ではDiplomaがいなかった)
彼に英論文のコツをアドバイスもらってみたら、と、
連絡先を教えてくださって、
で、ダメもとで連絡してみたら、ものすっごーい 頭の良い人にありがちな
クイズ形式の もう見るのも苦痛な感じの ご返信がきまして、
ようはものすっごく上から目線の、バカにしているメールを
まあ丁寧語で ご返信いただき、
心証は最悪だったんですよね。。
心が折れたし、
そしたら、最近、知ったのは、彼はMaster of Wineの試験で
唯一、失格になったアジア人のようで
また、そのかたは、むしろ、Master of Wine協会の
批判にまわってしまったようで、
うーん、
あのとき、まだ25歳くらいだったかな、小娘とおもって、
いくらなんでもあの返信はないよなーと思ったら
結局はMaster of Wineも認めなかったんですね、
あーMW協会の方々の見る目は本物なんだな、と
言葉悪いけど、少し嬉しくもおもいました。
で、昨年、生粋の日本人で初の日本初のマスターオブワインのかたが
MWに合格された 酒屋の店主さんでいらっしゃるかた
あーそういうかたが、日本で初のMWになってくれて
知り合いでもなんでもないですが、心から嬉しく思ったニュースでしたよ。
©Papp Hideko & FinoMagazin Deyrem Valentin Margaux2013
で、トカイワインのエリアで、なぜかフランスのワインブースを発見!
まさかの、ここで何年ぶりだろか、マルゴーにありつけた!
セカンドラベルだっていい。
マルゴーには変わりがない、と テイスティングのお値段を聞いたら
50mlで2900ftっていうじゃないですか、
うーん。他は300ftとか500ftくらいのばかりなので、ちょっと躊躇してたら
その半分注ぐことでさらに半額にしてくれたので、
ほんとに味見程度にいただいたら!
もうね、本当に ああ、ハンガリーワインのレポートでなぜかフランスのボルドーワイン褒めてなんですけど、
川島なお美さんが大好きだったマルゴー、私も同じなんですよ
ボルドーのグランヴァンでは、カベルネソーヴィにヨンより、メルローのまろやかさが
突出している、このマルゴー。
ワインの女王という称号のとおり
マルゴーとブダペストの国会議事堂 ©Papp Hideko & FinoMagazin
国会議事堂が目の前に、ワインの女王マルゴーにふさわしいロケーション
グラス落ちないかヒヤヒヤしましたが、大丈夫だった!
試飲した8本のうち、4つがトカイで3つがエゲル、最後は別の、聞いたことがないワイナリーさん
のロゼワイン、
トカイは最初に、Rossaliaのときにもテイスティングした
Royal Tokajさんのところで 5プットニョスを試飲
たしか900ftだったかな、
5プットニョスくらいあるとさすがに甘くてデザートワインの貫禄たっぷり!
これはデザートがないとダメだ!
と思ったら、隣にとても素敵なお菓子屋さんのブース
そちらでイチゴのタルトを購入して、Royal Tokajさんの用意してくれていた
テーブル席に座って、至福の試飲タイム
GERBEAUD & Rojal Tokaj ©Papp Hideko & FinoMagazin
やだ、パンフを見たら、ジェルボーでしたよ、
なんでジェルボーと気づかなかったのか、まだ酔ってない最初のテイスティング時だったのに、
ワインを早く試飲したいけど、マリアージュにしたほうがさらによさそうと
いそいで隣のケーキ屋さんで買ったので、
パンフ見て、改めてジェルボーと今、気づいた、…。
このタルトは600ftだったかな 日本円だと200円台の後半ですよ!
そう考えると安い!
もう、最初から至福タイムで、ハンガリーにいて、日々の苦労を思い出すと
たまにはこのような(半分以上仕事できていますが)
ハンガリーの宝、いやワイン界の宝ともいえるハンガリー産ワインに囲まれて
過ごす日でもないとやってられませんよ、
このくらい、ご褒美がないとやってられないハンガリー生活^ ^
で、やはり改めて思ったのは、ハンガリーにいるのだから、
ここで暮らしている間にフェスティバルに出展していた
ワイナリーをひとつでも多く訪ねてみたいという欲が出てきました。
まだエゲル地方しか足を運んだことがありません。
エゲルは赤のドライなフルボディのワインで有名な産地です。
トカイの次に人気といったら、エゲルですかね、次はバラトン湖周辺かな、
ここでの一般的なワイン産地のお話。
今回、試飲したワインについて、詳しくは連載中のコラムなどで
作成、入稿がおわり、掲載されたら、告知させていただきます!
動画もいっぱい撮影したので、それはフィノマガジンのフェイスブックでも告知しています。
良かったら フィノマガジンのFBもご覧になってみてください。
ビデオの編集とYoutubeへのアップロードが、相当時間かかって参りますが…
フランス、イタリアのワインにも負けない、素晴らしいワインがいっぱいあるハンガリー。
辛口のワインが苦手な人には、超スイートな貴腐ワインのトカイ産ワイン
5プットニョス以上、
一番素晴らしいのはアスー・エッセンシアという名のものですが、
ミュスコタールというのも美味しいですよ!
あー終わらないので この辺で。
ヨーエサカート。
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